映画好きだと、ついついストーリーの展開が読めてしまって「衝撃のラスト!」なんて見出しにも段々と胸躍らなくなってしまうもの。
しかし、世の中にはどんなに先を読んでも、考えながら見ても、びっくりした!そうきたか!と驚かされる大どんでん返しの映画がたくさんあるのです。
頭が良くて先読みは100%当たる映画好きなら、試してみる価値ありの映画をまとめました。
目次
妻を目の前で殺され、そのショックで10分しか記憶が持たなくなった男レナード。彼はメモと全身にタトゥーを刻み込むことで重要な事柄を記録し、妻を殺した犯人への復讐をしようとするが・・・時間軸を逆向きにするという奇抜な見せ方と衝撃の結末で話題となった傑作ミステリ。
今やハリウッドの大物監督、バットマンシリーズでも知られるクリストファー・ノーランが手掛けた二作目の作品。10年以上前の作品ですが未だにこの作品を超えるどんでん返しを味わったことはありません。
とにかく頭を使います、脳みそフル回転の勢いで鑑賞することをおすすめします。練に練られたストーリーを読み解きながら味わう衝撃のラストは痺れます。
ある日突然、オ・デスは拉致された。監禁部屋に理由も期限も知らされないまま幽閉される。何度か自殺を試みた後、心を取り戻し、復讐を果たすべく体を鍛え始める。開放された時、15年が経ち彼はモンスターになっていた。
15年間食べ続けた餃子の味を手がかりに、犯人を捜し始める。犯人は言う。正しい質問は、『なぜ15年監禁したのか』じゃない『なぜ15年経って開放したのか』だ、と。。
96~98年にかけて漫画アクションに連載されていたオールドボーイを韓国映画界が実写映画化。この作品のヒットにより2013年にハリウッドでリメイクもされていますが、韓国版の方が数倍面白い。
何よりすごいのは主人公を演じたチェ・ミンシクの鳥肌が立つような名演。彼の復讐に燃える様はモンスターそのもので強烈なインパクトです。
幽閉された15年間、毎日食べさせられた餃子の味を手掛かりに犯人を捜し続けます。犯人の残したメッセージ「なぜ15年監禁したのか」じゃない「なぜ15年経って開放したのか」
このセリフが暗示する驚愕の結末は一度見るとお腹いっぱいです。
日本新聞社のバンコク支局駐在の南部(江口洋介)は、東京本社からタイの臓器密売の調査を依頼される。時を同じくして、恵子(宮崎あおい)はボランティアとしてバンコクの社会福祉センターに到着する。
彼女は所長から、最近顔を見せなくなったスラム街出身の少女の話を聞くが、実は彼女は父親に児童性愛者相手の売春宿に売り飛ばされていた。マスコミと福祉局で働く二人の日本人が一人の少女を救う為に動き出す。
児童性愛者と臓器密売と言う重たすぎるストーリーは貧富の差とは、ここまで残酷なものなのかとつきつけられる社会派ドラマの様相を見せる作品ですが、話が進むにつれてサスペンスの匂いが漂います。
衝撃のラストも強烈ですが、ストーリー自体も強烈なのでトラウマwパンチを味わうことになります。
1954年、連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)とチャック・オール(マーク・ラファロ)ら捜査部隊は、ボストンハーバーの孤島(シャッターアイランド)にあるアッシュクリフ精神病院を訪れる。
この島でレイチェル・ソランドという1人の女性が、”The law of 4; who is 67?” という謎のメッセージを残して行方不明となった。強制収容されている精神異常犯罪者たちの取り調べを進める中、その病院で行われていたマインドコントロールの事実が明らかとなる。
伏線に次ぐ伏線と、フェイクたっぷりのストーリーに騙されるだけ騙されて迎える大どんでん返しのラスト。
爽快なまでにひっくり返された後もストーリーは続き、ラストのラスト、またしても覆されるどんでん返し。ディカプリオの名演が光る傑作ミステリーです。
高層ビルから一人の男性が墜落して、ボーデン刑事は自殺と判断する。現場検証をしていると、そのビルのエレベーターで5人の男女が閉じ込められ、傷害事件が発生したと連絡が入る。
5人の身元を調べてモニターで監視していると、電気が切れてエレベーター内は真っ暗に。すると一人の男性が何者かに殺されていた…。
原案と制作にシックスセンスなどで有名な、M・ナイト・シャマラン監督が携わった隠れた名作。
密室となったエレベーターの中で次々に死んでいく人達、犯人は誰なのか推理していくサスペンスかと思いきや、幽霊の仕業ではないのかという伏線もあり、ゴースト的なホラー作品なのか犯人のいるサスペンスものなのか最後まで分からない。
これぞシャマラン節と感じさせる、どんでん返しを見破ることは出来ません。