今や当たり前ともいえる映画に使われるCGこそ、これからの映像業界で引っ張りだこのスキルかもしれません。
映画業界で重宝されるだけでなく、CMやweb制作、youtuberにもなれちゃう必須スキルVFXを身に付けて映画業界に有利な就職を勝ち取りましょう。
VFXとは、ビジュアル・エフェクツの略称で、特撮を用いる映画やテレビドラマで現実には見ることのできない画面効果を実現するための技術のことです。
3D上映も今や当たり前の映画業界には欠かせない職種で、邦画洋画問わずどんな作品にも必ず必要な技術スタッフです。
撮影した映像を後で編集し効果をつけるのが主だった仕事で、一般的にはCGと呼ばれる技術全般を扱うスキルが求められます。
日本のVFX制作会社は大手から中小含めるとかなりの数があります。平均的な新卒採用時の年収は300万円前後と一般的なサラリーマンとほとんど変わりません。
スキルが上がるほど給与に反映されるような恵まれた雇用環境の大手映像制作会社に入社出来れば、勤続年数によって少しずつ給与は上がっていくようです。その場合は、制作よりも管理職の色が強く、専門職というより一般職に近いものがあるようです。
基本給が低い代わりに制作した作品数によって、歩合制で給与に反映される雇用形態の会社も数多くあります。
一流の技術者となってフリーランスで活躍する人もおり、フリーランスの場合の年収は600万前後は稼ぐようです。もちろんフリーランスなのでピンキリではあります。
映像制作会社に就職しなければ映画に携わるVFXの仕事はまず出来ません。理系や美大の新卒採用が最も有利で、次に映像の専門学校でCGソフトの使い方を学ぶコースを卒業した人が対象となります。
独学で映像技術をマスターし、作品を持ち込んで評価されるだけの才能と努力があれば不可能ではありませんが滅多にいません。コネでもない限りはなかなか難しいでしょう。
どんな会社も求人条件に掲げているのがポートフォリオの提出で、制作した作品がその人の持つ技術とセンスを図るうえで重要視されます。
映像制作会社のほとんどが東京にあるので、地方からの就職は上京する必要があります。
3dsMAX、Maya、AfterEffects、Photoshopなどの映像ソフトを使って収録された映像に効果を付けていきます。
もちろん自分のセンスで好きに効果をつけていいなんてことはなく、細かく指示された依頼書に沿って効果を付けていきます。所属する会社によって仕事内容は様々で、映画からアニメ、ドラマ、CM等、映像に携わる全ジャンルが対象となりえます。
一流の技術者になればVFXスーパーバイザーとなって大作を手掛けることが出来るようになり、映画のエンドロールに名前が載ることも夢ではありません。