弱虫ペダルの大ヒットで世の中にロードバイクに乗る人達、いわゆるローディーがたくさん誕生しました。ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャに代表される世界三大ツール大会もいいですが、リアルよりも映画はもっとよかったりします。
ノンフィクション作品もあるロードバイクムービーの中から、ロードバイクを愛する人に是非見てほしい、もっと速くもっと遠くまで行きたくなるロードバイクの映画をご紹介します。いくつになっても、男でも女でもロードバイクは努力を裏切りません!
モチベーションを持ってレースに出る気概を映画で燃やしましょう。
目次
200人以上のサイクリストを投じ、実際のレースを行いながらの撮影。それもスタントマンなしでのぶっつけ勝負という緊迫感ある映像は必見の大迫力。
80人以上の負傷者を出しながら制作された本格ロードレースムービー。ロードバイク乗りなら間違いなく血が躍るローディーの為の映画です。
エンドロールでは演者たちが大クラッシュし、救急車に担ぎこまれる模様が映し出されています。
ロードバイクに乗って観に行くと帰り道は爆走してしまいそうです。
自転車ロードレースの世界を舞台にプロ選手たちの夢と友情、栄光と挫折を描いたスポーツドラマ。
エースのジウォン率いる自転車ロードレースの強豪「チーム・ラディアント」にアシストとして所属することになったミンとティエンは、互いに切磋琢磨しながら友情を深め、チームの主力選手に成長していく。
ライバルチームの妨害にも屈することなく台湾各地で連戦を繰り広げる彼らだったが、チームが資金難に陥ったことから、ジウォン、ミン、ティエンの3人はそれぞれ別のチームに移籍し、ライバルとして競い合うことになる
クロモリのフレームにMASIのピスト、他にも自転車好きには堪らない古き良き自転車やパーツの数々がてんこ盛りの映画。
青春ドラマの熱いストーリーもいいですが、自転車やパーツにフォーカスして観ると、ロードバイク乗りはハマります。
夢、恋愛、将来に悶々とする若者4人がロードレースに没頭していく青春なんかそっちのけで自転車を観ましょう!
大学へ進学しなかったマイクたち4人組は、大学生たちとケンカばかり。ところが、イタリアかぶれの自転車少年デイヴが女子大生キャサリンに恋をしたことから事態は混乱、インディアナポリス名物の自転車レースに挑戦することになるのだが・・。
前作である、茄子アンダルシアの夏はロードレースが主題にありながらも、自転車そのものに重点はあまり置かれておらずロードバイク乗りには物足りない作品でしたが、続編となったスーツケースの渡り鳥は思いっきりロードバイク目線。
宇都宮で開かれるジャパンカップを忠実に再現したコース、ゴール前の先頭争い、どこを切り取ってもロードレースアニメーションとして最高傑作。
なにより、ストーリー後半に現れるザンコーニは、かつてカンチェラーラが激坂で見せた圧倒的な強さを彷彿とさせます。
パオパオビール・チームは日本で開催されるレースに参加することになった。その頃、ペペの同僚のチョッチの練習仲間で、かつて世界選手権を制したこともある名選手、マルコ・ロンダニーニが急逝する。悲しみの中、ジャパンカップが行われる日本・宇都宮へとチームは向かう。
ロードレースの裏側描いたドキュメンタリー映画。プロロードレースで使用される自転車や中継車両、ヘリコプター、チームカーに搭載された高解析カメラからの息を呑むようなショット。
そこに映し出されるヨーロッパの田園地帯の風景や過去のレース映像は、ロードレース好きには堪らないものばかり。
2008年、09年シーズンで年間最多勝利を果たしたロードレースチーム「チーム コロンビア・HTC」に迫ったドキュメンタリー。2009年ツール・ド・フランスに挑んだチームに密着。
ジョージ・ヒンカピー、マーク・カベンディッシュら主力選手やエディ・メルクスら往年の名選手へのインタビュー映像、ハイビジョンカメラでとらえた迫力のレース映像などを交える。
石畳と砂ぼこりの中を立った一日で260キロ走破する世界一過酷なロードレース、パリルーベ。ロードレーサーとして有名な実力者たちでも完走すら難しい過酷なレースを制する為に必要なのは”運”
52.7キロに及ぶ未曾有の石畳(パヴェ)を走破することはプロのロードレーサーでも難しく、ロードバイクの細いタイヤが石と石の間の溝に挟まり、他のクラシックレースの常勝者でさえ転倒する。
2007年のレースでは出走192名のうち完走者は半分の96名だった。
メカニック、カメラマン、ランス・アームストロングやイヴァン・バッソらツール・ド・フランス常連選手等総勢27名のインタビューを収めているルーベファンには堪らない作品。
北の地獄と称される過酷なレースとその裏側を描くドキュメンタリー作品。私のキャリアで唯一残念なのはこのレースに参戦しなかった事だ』『このレースはゴールすることすら難しく、それだけで賞賛に値する』ランス・アームストロング
カナダで実在した女性ロードレーサー、ジュヌビエーブ・ジーンソンの波乱に満ちた半生を映画化。数々のロードレースで優勝し脚光を浴びる彼女、ドーピングによる強さが露呈し徐々に追い詰められていく様子が描かれています。
女性ロードレーサーの強さとドーピングとの葛藤は、ランス・アームストロングのノンフィクション作品、疑惑チャンピオンを彷彿とさせます。
ロードレーサーのジュリーは、ワールドカップ優勝を目標に、コーチのJPと共に過酷な練習に励んでいた。しかしその裏では、JPの指示のもと、ドーピング行為を繰り返し、測定結果をもみ消し続けていた。
勝利への固執や周囲のプレッシャーに追い詰められたジュリーは、薬の過剰摂取を繰り返し、死と隣り合わせの日々を送るようになる。
そんな中、ワールドカップを目前に控えたある日、黙認していた専属医師の裏切りにより、世界アンチ・ドーピング機構にマークされたジュリーは、ライセンス剥奪の危機に直面する・・・。
ロードバイク好きなら誰もが知っているレジェンド、ランス・アームストロングの半生を描いたノンフィクション作品。
シリアスな葛藤や苦悩もさることながら、過酷なトレーニング、山越え、落車、ロードレースとしての迫力も満載です。
ガンを克服し、ツール・ド・フランスで7年連続総合優勝の偉業を達成したが、その後、長年にわたるドーピングが発覚し、自転車競技界から永久追放されたランス・アームストロングの栄光と転落の人生を、イギリスのサンデー・タイムズ記者デヴィッド・ウォルシュによるノンフィクションを原作に映画化。