目次
音楽監修、菅野よう子、主演UAというまるでミュージックビデオのようなキャスティング。同じく主演の浅野忠信はバンドSODAでボーカルを務めています。
かと言って、決して音楽色の強い映画ではないところが乙なところ。UAの歌う主題歌「閃光」は彼女のファンなら誰もが認める名曲です。
父と共に関西の小さな町で銭湯を営んでいる涼。彼女の身の回りで何かある時は必ず雨が降るため、涼には“雨女”とあだ名がついていた。
結婚直前、婚約者と父が同時にこの世を去った時も雨が降っていた。唯一の家族を失った涼は、しばらく銭湯を閉めて旅に出る。
旅から戻ると見知らぬ男・優作が勝手に上がり込んで食事をしていた。涼は驚きながらも不思議な魅力の優作に惹かれていく。
映画初主演となったUA、アーティストなだけあって癖のある演技と大阪出身の彼女らしい関西弁に段々と惹きこまれていきます。
そんな中、不慣れなたどたどしい関西弁を使う主人公の友人役として歌手のYUKIが出演しています。今作が映画初出演の彼女の演技に注目してみるのもイイですね。
[adsense]
役をもらって映画に出演したのは今作が初めての彼女ですが、実は、エキストラとしてデビューする前に映画に出演しています。
参加した作品は、深作欣二監督の「いつかギラギラする日」
同名のまま劇中にも登場する実在のヘヴィメタルバンド「JACKS’N’JOKER」の恩田快人さんは、ファンである友人の付き添いでこの映画のエキストラをしていたYUKIと知り合い、後にロックバンド「JUDY AND MARY」を結成することになりました。