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原作はゾンビの生みの親でありホラー小説の巨匠ジョージ・A・ロメロ。見た目はややゾンビっぽく人を食べたりはしない”奴ら”はとにかく凶暴で残忍、その恐ろしさはゾンビを凌ぐインパクト。
細菌兵器を積んだ軍用機が小さな町に墜落、ウイルスが漏れ出し、感染した住人たちが凶暴化し町はパニックに陥る。
保安官デヴィッド(ティモシー・オリファント)は同僚らと共に脱出しようとするが、軍は事態を秘密裏に処理すべく町全体を封鎖。
元は友人なのに襲ってくる感染者、町ごと焼却しようとする軍隊から、彼らは何とかして逃げようとするが……。
最近のゾンビ映画に出てくるゾンビは昔のように動きが緩慢ではなく俊敏で走ってきます。
クレイジーズに出てくるゾンビのような彼らもまた走ってきますが、それだけでなくガソリンを巻いて家を焼いたり、武器を使って突撃したりとやりたい放題。
普段はゾンビのようにだらだらとしていて知性はないのに、人を襲うとなると冷酷で残忍な手口を容赦なく使ってきます。ある程度のチームプレイもしてくるので戦い逃げるのがほんとに大変。
ゲーム版バイオハザード4の世界がそのまんま映画になったようなものです。
ストーリー全体に漂う絶望感と疾走感。クレイジーに凶暴化した人々との闘いは恐ろしいですが、ゾンビ映画のようなグロテスクさはありません。
日本ではあまり有名な作品ではなく予告を見る限りではB級感がありますが、製作費は2000万ドルもかけている大作です。
製作費:$20,000,000
興行収入:$39,103,378
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